おはようございます。
今日は娘のアトピー治療の経過とステロイドについてです。
アトピーの経過
前回、初めて新しい病院を受診しました。
初回以降2回受診、約1か月半経過しています。
初診でアトピーの診断を受け、保湿&ステロイドでまずは肌の状態を回復することとなりました。
この時点で娘の肌の状態はごわついており、鳥肌のようなものが体幹を中心にあります。
他に首と膝裏が同様に荒れている状態。痒みは全身にあり、寝る前が1番酷く、寝ている間も痒くて何度も起きる状態です。
ということで処方されたのが、ヒルドイドクリーム(保湿剤)とステロイド
初診から約1か月間…
朝 ヒルドイドクリームのみ
夜 ヒルドイドクリームとステロイド
びっくりなことに、塗りだして翌日には肌荒れが少し落ち着き、3日後にはとてもきれいな肌になりました。
痒みはまだある様子も、夜何度も起きることはなくなっていきました。
3回目の診断時には、肌は綺麗、首の痒みはなく、脇、脇腹、膝裏、頭の痒みのみ残っていました。痒いとは言わなくなり、痛いという表現だけの状態です。
3回目の受診以降…
朝 ヒルドイドクリームのみ
夜 ヒルドイドクリームとステロイド 週に2回
ヒルドイドクリームのみ 週に5日
ステロイドの量が一気に減ったのです。
でも…これが良かったのか悪かったのか…(´;ω;`)
夜ヒルドイドクリームになってから2日後には痒みが強くなりました…
間もなくして「ジベル薔薇色粃糠疹」になってしまい、斑点の痒みも伴うことに…
ジベル薔薇色粃糠疹の痒みが無くなって、残った痒みは、頭、脇、脇腹、膝裏がやはりメインです。
あんまりにも痒がるので、週に2回のステロイドを週に3回にしてみたり…。夜も何度も泣いて起きる日も…ただ、今のところ肌は綺麗な状態です。
季節的に暖かくなってきて、娘の体温もあがってきているのも影響しているのでしょうか…。
とりあえず、今後は夜のみ、週に2日、痒がるときはとにかく冷やすという方法で、近日に迫った次回の診察まで待つ予定です。
昨晩はステロイドを塗りましたが、夜1度しか起きず。寝る前もギャン泣きするほどは痛がりませんでした。やはり塗ると効果あり。
ステロイドについて
ステロイドとは
皮膚の炎症を抑えるのに効果的な薬です
私たちの体内にある副腎皮質という臓器で作られるホルモンで、それに似た成分で作られるのがステロイドです。ステロイドには、外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)があります。
ステロイドの副作用
外用薬において、ステロイドの誤解が根強く拡がっていますが、必要量、決められた塗り方で使用していれば、まず副作用の心配はないようです。
内服薬は、成人が悪化したとき一時的に使用することはありますが、子どもは副作用の影響が出やすいので、アトピーの治療に使用することはあまり好ましくありません。
外用薬…長期連用すると皮膚が薄くなる
多毛・ニキビ(これらは止めると改善します) など
内服薬…背が伸びない
感染に弱くなる
多毛
白内障・緑内障 など
うちの娘は内服薬をよく処方されています。マックス服薬していたのが、負荷試験を実施中に1日2回を3週間程。他はアレルギー症状がでたときに2週間程だったり、数日だったり。
先生の指示とは言え、ちょっと不安になりました。。。でも、今のところ目立って副作用を感じてはいないので、恐らく大丈夫なのかと思います。
アトピーの治療においては処方されませんでした。
ステロイド外用薬の強度
ステロイド外用薬は、ステロイドの強さによって分類されています。
強弱と主な商品名は下記のとおりです。
最も強力
ジフラール・ダイアコート・デルモベート・コムクロシャンプー
かなり強力
アンテベート・シマロン・テクスメテン・トプシム・ネリゾナ・パンデル・ビスダーム・フルメタ・リンデロンDP・マーデュオックス・ドボベット・マイザー
強力
アドコルチン・ザルックス・フルコート・プロパデルム・ベトネベート・ボアラ・ベクラシン・メサデルム・リンデロンV・エクラー
中程度
アルメタ・キンダーベート・ケナコルトA・リドメックス・レダコート・ロコイド
弱い
プレドニゾロン
ピンクの薬品が、うちの娘が今まで処方されているものです。
強力なものも使っていたことにちょっとびっくり。。。
今回のアトピー治療には、黄色のアルメタを使っています。
脱・ステロイド外用薬
ステロイド外用薬は、最終的には使用しないことを目標としています。
保湿に完全移行していくわけですが、保湿は一生欠かせません。
脱・ステロイドするためには、まずは毎日使用し、皮膚を完全に良くしてから、徐々に使用回数を減らしていきます。
ポイントは途中でやめないこと!!
表面上良くなったと思っても、中の部分の炎症が治まっていない場合、薬をやめると再発してしまいます。
よって、良くなったと思ったら、使用回数を減らしていく→2日空けてみて、湿疹が再発しなければ、今度は3日空ける…といった具合です。減らす頻度は自己判断ではなく先生の指示に従いましょう。
これを続けていくことにより、最終的には保湿のみで良くなっていきます。
ステロイド外用薬の塗り方ポイント
①塗る人の手はきれいに洗う
塗る人の手が汚いと菌も一緒に塗っているのと同じです。それではよくなりませんので、お気を付けください。
②入浴後がすぐに塗るのがおすすめ
お風呂からあがった瞬間から肌は乾燥していきます。余分な水分をふき取った後はすぐに塗っていきましょう。
③皮膚にのせるようにたっぷりと
薄く塗ったり、すり込むと炎症部分に薬がつかない場合があるようです。必要な部分にのせるようにたっぷりと塗っていきましょう。
ステロイド外用薬は、塗り方によって効果が異なってきます。ポイントをしっかり守って塗っていきましょう。
まとめ
ステロイドについては、賛否両論あると思います。
今回先生から受けた説明では、適正に使えば副作用は心配ないとのことでした。誤解がたくさん拡がっていると。
ネットを開くと本当に多くの情報があり、判断に迷います。ただ、今は先生を信じ、ステロイドを使用していこうと思っています。
今後、ステロイドについてもたくさん勉強していきたいと思います。